スズヤでは、落花生の製造を自社で行っています。 ここでは、おいしい落花生ができるまでの製造工程をご紹介します。 |
生の落花生を機械に入れます。
この機械は100キロ釜と呼ばれる大きな釜で、落花生を煎るために使われます。名前の通り100キロの落花生の製造が可能です。
100キロ釜をセッティングします。
各ふたを閉め、落花生がこぼれないようにしながら、おいしさを閉じ込めていきます。機械がしっかりしているので、なかなかの力仕事です。
点火し、落花生を煎ります。火加減や時間は素材や時期によって異なります。長年培った感覚と頃合をみて味見をする舌を頼りに、落花生をおいしく煎っていきます。
味見を繰り返し、オーナー自らOKサインを出したら機械から容器に取り込みます。
ふるいにかけてから、別の容器に移していきます。おいしそうな落花生に煎りあがりました。
容器に移し終えたら、店頭へ出して販売を行います。旬は12月。
時期によって値段は変動します(写真は11月のものです)。
殻付き落花生でないロースト製造は、DPH過熱水蒸気焙煎機で行っています。
100℃以上の乾燥度の高い過熱水蒸気で、短時間処理や低酸素下での高温処理は殺菌度を高め、保存性を向上。
素材の味を引き立たせた無添加食品を作り出します。
遠赤外線の部分に生の落花生を入れ、 落花生の下地をつくります。 | |
落花生下地が出来上がると、 下に落ちてきます。 | |
加熱蒸気焙煎でロースト。 蒸気でパイプを送っているところです。 まもなく出来上がろうとしています。 |
おいしいローストができました。
ピーナッツ・大豆・ピスタチオ・アーモンドなどを製造するにあたり、発色がきれいになるよう、素材の味が引き出せるような製法を心がけています。
この機械は、開始すると20〜30分くらいで完成しますが、20kgずつの製造になるので、1日中稼動している状態です。